ロンドンのサービス

サービス

 

1.交通機関

 

海外の電車は時間通りに来ないとか、ストライキで運休だとか、

海外に興味のある方はよく耳にするかと思うのですが、、、

 

とはいえロンドン、ヨーロッパいちの大都会ですから、

そんなことは無いんじゃない?と思いますよね。

 

そんなことはあるんです!!

 

ロンドンに住む人の生活の足になるのは

主に地下鉄チューブと二階建てバス

 

当たり前のように遅延致します。

 

駅の構内やいくつかのバス停に、電光掲示板が設置されるようになり、

以前よりかは改善されたようですが、

 

え、、、まだ来ないん?当たり前

え、、、もしかしてもう行っちゃったの?当たり前

 

電光掲示板の意味はぁーーーー?

とー、突っ込みたくなることも、しばしば。

 

日本のように1分遅れたりしただけで

謝罪をしてくれる運転手さんの礼儀を見習ってください、と思ってしまいます。

 

ロンドンに住んでいる人々もそんなことには慣れっこで、

ちょっとの遅延程度では騒ぎません。

待っていれば来るか、という心持ちが大事と思います。

 

さすがに理由も分からず、10分以上も待たされてはイライラする人も見受けますが。

仕事に影響しますからね。。。

 

乗っている途中で急停車もしばしば。

駅と駅の間は空気も悪く電波も届かないので、

しんどいです。

私も何度か遭遇してしまいました。

 

信号の故障や、なにかの不具合が理由でしたが、

最初の5分程はなんの情報も教えてくれません。笑

 

恐らく、運転手さんも情報を確認していたと思うのですが、

せめて一言くらい、、、って思います。

 

日本に戻って、電車が遅延した時は

運転手さんがひと駅ごとに遅延の理由と謝罪とをしていたので

すごく丁寧で安心するな、さすが!

という気持ちと、

 

それだけ謝らないと

文句を言う利用客が多いのも事実なんだな、と

複雑な気持ちになりました。

 

コンプライアンス多そう。。。

 

次に、二階建てバス

ダブルデッカー!!

あの真っ赤な、ロンドンを象徴するやつです。

 

私は行くまでは、観光用?なんて思っていたのですが、

みんなの生活に欠かせない乗り物です。

 

バスは渋滞があるので、遅延は仕方ないと思うしかありません。

時間に余裕のある時、または

24時間運行している路線もあるので、終電が終わってしまった後などにも利用できます。

そして、安い!!

急いでいるときはチューブの方が安心です。

 

交通費については別記事で書いて行きます!

 

また、空港に行くまでにもリムジンバスがあるのですが、

ひどい時は遅れること、あります。

ごく稀ですが、、、

 

先日、私が空港行きのバスを待っていた時に

他の空港までのリムジンバスを待っている方が30分近く待っても来ないと言っていて、、、

飛行機間に合うのかな、と心配してしまいました。

 

電車が走っている時間帯なら良かったのですが、

まだ始発前の時間でしたので、リムジンバスを待つしかない状況でした。

辛い。。。

 

日本でなんの理由もなくそんなことが起きてしまったら

大問題ですよね。。。

ましてや空気行きのバスは時間厳守でないと飛行機に乗り遅れてしまう可能性があります。

そうなるとバス会社の賠償問題などに発展することになりかねません。

 

 

こういった交通機関の会社や運転手さんたちは

日本のように

『お客様は神様だ』精神はゼロだと思います。

 

あくまで対等の立場であり、

ストライキが起きて路線が止まるのも

クリスマスに全交通機関が止まるのも

 

自分達の生活を第一に考えているから。だと思います。

 

日本人のように身を粉にして

睡眠時間を削ってまで働くようなワーカホリックの方々はごく一部です。

 

乗客が英語でguest ではなく、あくまでpassenger であるのには

なるほど、特にもてなす対象ではないのだと理解できます。

 

日本語ではB to B の状況でしたら、「客」として対応しないとならないですからね。

文化の違いです。

 

レストランやホテル

一流のレストランでの食事や、一流のホテルに宿泊された場合は

心地の良い、手の行き届いたサービスを受けられることは間違いありません。

 

それ以外は、雑、です。

 

ロンドンは移民が多い都市でして、サービス業に従事しているスタッフは基本的にイギリス人以外のことがほとんどです。

なぜなら賃金が安いから。ポジションによるとは思いますが。

イギリス人はわざわざそんな仕事したくない!

と考える方が多いです。

オフィスワークの安定した仕事に着くのが当たり前のようです。

 

移民が多く、様々な国籍が混ざっています。

 

第一言語は英語ではなく、

文化背景が違い、

サービスの基本的な固定概念も違う

 

日本のように隅から隅まで手の行き届いたサービス基準を徹底するのがいかに難しいか

想像できますでしょうか。

 

それなら、マニュアルを作ればいいのでは?

とはいっても

作ったところで従う人は、ごく一部、、、

 

そんな細かいマニュアルやルールに縛られてばかりの職場は

人気がでないと思います。

 

従業員の入れ替わりも多いです。

仕事を求めてロンドンに来たけど、やっぱり合わないから国に帰る、という方も多いです。

足掛けのようにして、

少しでも良い条件のところが見つかったら、あっさりと乗り換える方も多いです。

多国籍な環境なので、スタッフ通しの合う合わないも重要です。

 

つまりは

日本と同様のサービスをどこでも受けられると思ってはいけません笑笑

ということです。

 

マックのスマイルはオプションです。

 

店員が無愛想だったり態度が悪いからといっても、

それが当たり前です。

逆にフレンドリーに話しかけてくれる人もいます。

 

仕事中もみんな人間性を出しながら働いているということでいいでしょうか?

個性を押し殺さない文化なので

それが当たり前なのだと、理解しましょう。

 

よく分からないまとめになりました。泣

 

つづく、、、