アイルランドで過ごした4ヶ月
アイルランドにワーホリで移住してきて
早くも4ヶ月が経とうとしています。
そして、離れることを決めました。
理由はたくさんあります。
・仕事はダブリンにほとんど集中している
・ダブリンの部屋数が足りていない
・あったとしても高い
→学生でさえも苦労する母数の少なさ
→しかし行政は部屋を増やすつもりはないらしい
→ブラジルや南米からの移民が増えているのも問題
→ブレグジット問題もあり、イギリスよりもアイルランドに職を求める移民が増えてる
・入国してから3ヶ月以内に1年用のVISAを申請しないといけないのに、
移民局の予約がそもそも取れない
・住んでいる都市の移民局(もしくは移民担当者がいる警察署)でないと受け付けてくれない。
・田舎だと週に2日くらいしか開いていない
・とくにHPには書いてないが住所証明の提示を求められる
→公共料金などの振込書か家主のサインが書いてあるレターじゃないとダメだと言われた
→もう一度いうけど、公式には記されていない
・1年しか滞在できないのに€300も申請費がかかる
・需要と供給のバランスがおかしい
・政府は改善に前向きではない→は?
・夏はカラッとしていて過ごしやすい
・山の上の天気か、っていうレベルの天気の変わりよう
・アイルランドの人はみんな天気の話をする
・羊がいっぱい
・空気がきれい
・自然が豊か
・パブがたくさんある
・アイリッシュミュージックは大概どこのパブでもきける
・他にこれといった娯楽はない
・冬は日が短くて雨が多いし、寒いので、鬱になりやすい
と、つまりはよっぽど楽しい仕事といい部屋に辿り着くのに難易度が高い国だといえます。
ダブリン が首都であり、1番栄えている都市ですが、こじんまりとしています。
ビールとアイリッシュミュージックが好きな人は楽しめると思います。
ワーホリでアイルランドに来ることを考えている方は事前準備と下調べをしっかりして来ていただきたいと思います。
どうせ1年過ごすならダブリン 、もしくはゴールウェイやコークなどの中都市が仕事もそれなりにありますし、不便なく過ごせると思います。
しかし、部屋不足はダブリン だけでなく、大学があるどこの都市でも起きている問題です。
なので来るのは4月から7月の間がベストシーズンだと思います。
8月になると(7月の中旬ごろから怪しいかも)全くいい部屋が見つかりません。
シェアルームでも構わないかたは、予算内の部屋がまだ残っているかもしれませんが、それでも割高だと思います。
また、アイルランド政府から発行してもらえる移民用のVISAですが、こちらまず警察(移民局)のHPに登録し、申請する日時を3ヶ月以内で予約をとるというシステムなのですが、バカみたいに見事に埋まっています。
嘘ではないです。毎日更新される時間にあわせて地道にキャンセルをチェックするか有料の代理予約のシステムを利用するなどしないと、ほぼ不可能です。
なのでこちらも無駄なお金を使いたくないというのであれば、渡航が決まったらなるべく早く登録をし、日本から毎日チェックするようにしましょう。
因みに私は代理で予約してくれるシステムを利用しました。
その時は2、3日待ったらキャンセルが出て、1ヶ月先くらいの日に予約が取れたのですが、
私の場合、ダブリン市内に部屋が見つからなかったので、利用料€15は支払ったのになくなく断念しました。
ワーホリが3カ国目だという油断がありました。
オーストラリアのときもイギリスのときも出だしからここまで出足を挫かれたことはありません。
アイルランドのほうが小さくて人気のない国だから、何事もややこしくなくスムーズに行くだろうと高を括っていました。
全くの真逆でした。
移民の数の多さに比べて、部屋の数の少なさも、行政の対応の遅さも全て計算外でした。
日本じゃ絶対にありえない。ということがありえてる国です
絶対にアイルランドじゃないとダメだ、という絶対的な目的がないと1年過ごすのはなかなかハイレベルな国です。
ヨーロッパの他の国でも大きな都市なら英語を学ぶことはできます。
イギリスは抽選なので当たらないと行けませんが、
英語の学習目的でヨーロッパの都市に住みたいのであれば、アイルランド である必要性はそこまでないと思います。
ドイツ、オーストリア、ベルギー、オランダなどはみなさん英語の発音がきれいです。
スカンジナビア半島のノルウェー、スウェーデン、デンマークも素敵なところですが、
冬の寒さを考えると、1年は長いように思いますね。
ロンドンで2年間過ごした私ですが、アイルランドは娯楽が少ないぶん冬の暗さと寒さをよけいに感じます。
本当に冬季うつになります。ヨーロッパの冬の寒さには気をつけてください。